家に居ながら、企業の仕事を引き受けられるサービス。
オンライン上にある求人掲示板のようなかたちで、クラウドソーシングサービスには数多くの仕事依頼が集まっており、
その中から自分が好きな仕事を選び、青果物を納品することで報酬を得られます。
仕事の種類は、データ入力やレビュー記事の作成など簡単な仕事から、
デザインやエンジニアなど高度なスキルが必要な仕事など、幅広いジャンルが集まっているのが特徴。
引き受けた仕事が終われば、事前に定められていた報酬が振り込まれます。
- 家に居ながら、企業の仕事を引き受けられる
- 「自分のスキルに合った仕事を選ぶ」ことが継続のポイント
- 報酬をあげるポイントは信頼蓄積に尽きる
- 自分のスキルをもっと試したい人は『コンペ』『プロジェクト』がおすすめ
家に居ながら、企業の仕事を引き受けられる
クラウドソーシングは企業が社内でこなせない仕事に対して、
個人の力を借り効率良く仕事を循環させるために始まったサービスです。
そのためデータ入力やレビュー記事などの簡単な作業から、専門スキルが必要な仕事など、
仕事の種類は多岐に渡ります。
企業が個人の力を借りたい仕事を、サイト上に「○○の仕事をできる方いませんか?」と投稿し、
それに対して個人が挙手をすることで、仕事を引き受けることができます。
自分に合った仕事を選べられることがクラウドソーシングの最大の魅力であり、
自分で仕事をこなしていくことから「好きな時間」「好きな場所」で作業することができます。
日本では、2008年に初めて「Lancers」というクラウドソーシングサービスが誕生しました。
そして現在では、クラウドソーシングを運営するサービスは数十社にも膨らみ、
子育て中の主婦や、フリーランスを目指す人など多様な働き方が広がったことで、市場の規模も年々増加しています。
クラウドソーシング協議会が発足するなど、業界として健全な発展を目指しており、
初心者の方でも安心して利用することができます。
「自分のスキルに合った仕事を選ぶ」ことが継続のポイント
クラウドソーシングを始めるとき、まずは「自分のスキルに合った仕事から始めること」が最も大事なポイントです。
企業で働いていると、多くの人は報酬とスキルが比例しています。クラウドソーシングにおいても同じです。
そのため「報酬が高いから、この仕事をやる」という意識よりも、
「この仕事なら出来る」という気持ちを持つことが大事です。
そして、その積み重ねを行うことで結果として自分のスキルが向上し、報酬の高い仕事を引き受けられるようになります。
また、クラウドソーシングサービスに登録すると、自分のプロフィールページが作られます。
ここには一般的なプロフィールの他に、『受注実績』や『評価』なども一緒に表示されます。
仕事を引き受けた企業からの評価がたまることで、自分への『信頼』ポイントを蓄積することができます。
この可視化された『信頼』が、次の仕事へのきっかけにもなります。
だからこそ背伸びしすぎずに、自分のスキルに合った仕事を行うことが長期的に収入を得られやすくなるコツとなります。
報酬をあげるポイントは信頼蓄積に尽きる
クラウドソーシングは、仕事内容に対して一般的な相場より少し低めの報酬に設定されがちではあります。
それは、企業も一個人へ仕事を依頼しているので当然とも言えます。
さらに言うと、通常のフリーランスであれば、企業へ営業し仕事を受注し、
ミーティングによって質を高めていく。という作業が一般的ですが、それらが一切行われないのです。
その煩わしい作業が無い分、報酬が少し低めに設定されやすい、という傾向があります。
一方で、運営サービスによっては『プロ認定』という資格が設けられています。
『受注実績』や『評価の高さ』、『応答の速さ』など運営会社が設定した条件を満たしていると、
この資格を受けることが出来ます。
『プロ認定』を得ることで、質が高い仕事、報酬が高い仕事を受けられますので、
クラウドソーシングを活用していく上では、この「プロ認定」を得ることをゴールとして継続していくと良いでしょう。
自分のスキルをもっと試したい人は『コンペ』『プロジェクト』がおすすめ
一般的なクラウドソーシングでは、『タスク式』と呼ばれる企業が依頼する仕事に対して個人が納品をする方式ですが、
他にも『コンペ式』や『プロジェクト式』と言われる方式もあります。
『コンペ式』とは、ロゴ制作など多くの個人の提案を集めたい時に使われます。
集まった提案の中から気に入ったものを1つ選び、採用された人だけが報酬を受け取れる仕組みです。
実力重視なので、やりがいを感じる人も多くいるはずです。
『プロジェクト式』とは、ホームページ制作など長時間を要する仕事などに使われます。
同じゴールに向かって企業と個人が相談をしながら進めていき、計画が1つ完了するごとに報酬が受け取れる仕組みです。
人物重視で採用をされるため、本来のフリーランスと近しいカタチです。
いずれも、ある程度のスキルを持っている人が利用できる仕組みです。
中上級者向けですので、クラウドソーシングのサービスに慣れてきた頃に、一度利用してみると良いでしょう。
はじめよう!
クラウドソーシングを始めるための手順です。作業に対して一定の報酬を受け取れるタスク型なので、
とてもシンプルに利用することができます。
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クラウドソーシングサービスに会員登録をしよう!(以下『主要サービス』参照)
ほとんどのサービスが無料で提供しています。サービスによって取扱い案件も異なるので、
2~3個のサービスに登録しておくことがおススメです。 -
自分のプロフィールを登録しよう!
プロフィールページは、仕事を依頼する企業が訪れてきます。これまでの経歴やスキル、得意なジャンルなど、
できるだけ細かく記入をしておくと良いでしょう。 -
仕事を探して、応募しよう!
検索ページから仕事を探して、自分に合った仕事を見つけます。「経験不問」などの条件もありますので、
初心者の方でも大丈夫です。気になる仕事を見つけたら、早速応募しましょう。 -
承認されたら、早速作業開始!
企業から承認を受けたら作業を行います。納期などのルールが定められている場合は、
ルールに沿って作業をこなすことで信頼を蓄積していきましょう。 -
作業完了と報酬の確定。
仕事を納品したら企業から承認を貰い、その時点で報酬が確定します。報酬の振り込み時期は
各サービスによって異なるので確認をしておくと良いでしょう。
主要サービス
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Lancers(運営:ランサーズ株式会社)
サービス開始:2008年 12月
- 特徴1日本初のクラウドソーシングサービス
- 特徴2依頼件数が計100万回を超えているので安心
- 特徴3141カテゴリの仕事
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クラウドワークス(運営:クラウドワークス)
サービス開始:2012年 3月
- 特徴1認知度No1(インターネットコム・NTTコム調べ)
- 特徴2タスク形式の場合はシステム手数料無料
- 特徴3188カテゴリの仕事登録
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Yahooクラウドソーシング(運営:ヤフー株式会社)
サービス開始:2013年 1月
- 特徴1ライティングやデータ入力など比較的簡単な仕事が豊富
- 特徴2Tポイントで報酬支払い
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サグーワークス(運営:株式会社ウィルゲート)
サービス開始:2012年 12月
- 特徴1文章を書く仕事が豊富
- 特徴2ランク制度を設けており、レベルが上がるとボーナスを貰える
- 特徴3ポイントで報酬支払い
働き方を知る
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クラウドソーシングを起点に、
活動の幅を広げるフリーな働き方2012年9月クラウドソーシングの「ランサーズ」に登録。その後ライターとしての仕事が好調に動き始めたことから、
半年後にはフリーランスとして働くことを決意。現在はライター業のかたわら、WEBライティン