フリーキャリアと呼ばれる、ネットを使って収益をあげる働き方の詳細について調査を実施しました。ネット元年と呼ばれた1995年から20年。インターネットの使われ方に大きな変化が起こっています。

雑誌Ambitisous協力のもと、フリーキャリアに関する情報をインフォグラフィックにまとめた
【ネットで働く新時代、知ってる? 860万人のフリーキャリア】を公開しました。
2人に1人は働き方を変えたいと考える時代。
増税による副業需要の高まりや働き方の多様化、さらにインターネットサービスの環境整備により、
今後さらにフリーキャリア人口が増加すると推測します。
トピック
・ネットを使って個人で収益をあげる働き方「フリーキャリア」人口はのべ860万人。日本人口の約7%
・サービス別人口数1位はアフィリエイト、2位クラウドソーシング、3位ドロップシッピング
・フリーキャリアはサービス別に、パフォーマンス型とタスク型の2つのタイプに分けられる
ネットで働く新時代、知ってる? 860万人のフリーキャリア【インフォグラフィック】

ネットを使って個人で収益をあげる働き方「フリーキャリア」人口はのべ860万人。日本人口の約7%
フリーキャリアとは、インターネットを使って個人で収益をあげる働き方のことです。2015年5月時点で、日本人口の約7%にあたる860万人が、フリーキャリアを実施していることがわかりました。インターネット元年と呼ばれた1995年から20年、インターネットの利用方法に大きな変化があることが見てとれます。
サービス別人口数1位はアフィリエイト、2位クラウドソーシング、3位ドロップシッピング
フリーキャリア年表にあるサービス別人口数を見てみると、人口数の最多は『アフィリエイト』で487万人。フリーキャリア人口の約半数を占めていることがわかります。このフリーキャリア初のサービスは1999年に登場し、今でも定番サービスとして存在しています。2位のクラウドソーシングは259万人。サービスとしては5番手のスタートであるにも関わらず、現在250万人以上が利用しており、サービスの可能性が高いことがうかがえます。3位のドロップシッピングは、1社だけで42万人を超える人が利用しています。
フリーキャリアはサービス別に、パフォーマンス型とタスク型の2つのタイプに分けられる
フリーキャリアサービスを2つに分けてみたところ『パフォーマンス型』と『タスク型』があります。パフォーマンス型は、自分でつくったモノをお金に変え、出来高によって報酬が変わります。これらはアフィリエイト、広告配信、ストックフォト、ドロップシッピング、ハンドメイド販売のサービスが含まれます。一方、『タスク型』は依頼を請け負った対価としてお金をもらい、作業に対して一定の報酬を得ることができ、クラウドソーシングやスキル販売のサービスが含まれます。
フリーキャリアと一言にいってもタイプが分かれるため、個人は自分に合ったサービスを選択することをお勧めします。
各サービス紹介
◇アフィリエイト:
ネット広告の課金方式の一つで、提携先の商品広告を自分のウェブサイト上にリンクを設置し、閲覧者がそのリンクを経由して広告主のサイトで会員登録したり商品を購入したりすると、運営者に一定の報酬を得られるサービス。
◇広告配信:
ネット広告の課金方式の一つで、Webサイトや動画の内容に関連のある広告を自動的に配信し、クリック数や閲覧数などにより運営者に一定の報酬を得られるサービス。
◇ストックフォト:
写真素材をプラットフォームに投稿し、その写真素材が購入されたら運営者に一定の報酬を得られるサービス。
◇ドロップシッピング:
通信販売の形態の一つで、運営者は商品を選んでネットショップを作成し、商品が売れたら一定の報酬を得られるサービス。商品仕入れや発送などはシステム提供者が行う。
◇クラウドソーシング:
インターネットを利用して不特定多数の企業から仕事を受発注できるサービス。仕事を請け負うことで報酬を得られる。
◇ハンドメイド販売:
作成したハンドメイド商品をプラットフォームに投稿し、その商品が購入されたら運営者に一定の報酬を得られるサービス。
◇スキル販売:
自分の知識やスキルをプラットフォームに投稿し、申し込みされたら運営者に一定の報酬を得られるサービス。