「働き方紹介」カテゴリーアーカイブ

「私にも絶対できる!」から始まった、もしもドロップシッピングの生活

松塚 英子さん

松塚 英子さん(大阪府)

2008年8月に「もしもドロップシッピング」と出会った松塚英子さん。軽い気持ちで始めたと言いますが、現在はもしもドロップシッピングで培った知識を元に講師活動を積極的に行うまでに。
会社員として働いていた生活から一転、フリーキャリアとして活動される松塚さんにお話を伺いました。

頑張った分だけ、目に見える成果として返ってくる『やりがい』を感じる

松塚さんが、ドロップシッピングを始めたきっかけを教えてください。

もともとは、友人に紹介されて軽い気持ちで登録したのがきっかけです。
当時、子どもの教育費などお金がかかる時期と重なっていたこともありもしもドロップシッピングを始めました。

その頃は、会社勤めをしていたのですが、自分のやりたいことを全力でできる環境ではなく、
物足りなさを感じていた、ということもあります。
そういった考えから「資金ゼロ」でビジネスができ、自分が頑張った分だけ、目に見える成果として返ってくることに、
とてもやりがいを感じました。

現状を突破するために始められたんですね。

そうですね。会社では、いろいろな人と関われる楽しさもありますが、
我慢しなければいけないことも多いですよね。
もともとパソコンやネットが好きだったということもあり、ドロップシッピングで活躍されている主婦の方々を見て
「私にも絶対できる!」と思い、本格的に取り組み始めました。

ドロップシッピングの魅力はどのような点ですか?

ドロップシッピングは商品の仕入れや在庫管理、発送やお問い合わせ対応など
煩わしい作業が一切無いことがいちばんの魅力です。
これまで実際に仕事でネットショップ運営を担当したことがあるのですが、
商品が売れれば売れるほど、バックグラウンドの作業は大変なんですよね。

でもドロップシッピングでは、純粋に商品を売ることだけに時間を費やせばいい。
キャッチコピーを考えたりレイアウトを決めたりと、ショップを作成する作業に集中できるのは、
本当に楽しくやりがいがあります。

ドロップシッピングの公認講師という新しいチャレンジへ

現在はどのような活動をされていますか?

いまはクリスマス衣装やソファなどのインテリア商品を中心に取り扱っていて、
実際に売れている商品を基準に商品を選び、ショップ運営を楽しんでいます。
平日に3時間くらいを作業に費やしていて、今のところ普通の会社員くらいの収入があります。
まずはそれを安定させることに専念していますが、新たに売上を増やせるようなサイト作成も行っていく予定です。

ドロップシッピングを通してSEOの知識や文章・キャッチコピーの書き方、
HTMLなどサイト構築の知識、ワードプレスなど多くのスキルを学んだおかげもあり、
土日などはドロップシッピングの講師活動としてセミナーなどを積極的に行っています。

習得したスキルが、次のステップへと繋がっているんですね。

そうですね。特にSEOの知識は、会社でネットショップ運営をしていた時にかなり役に立ちました。
最近も、知人から「サイトを作ってほしい」という依頼を受け、WordPressを活用したりしています。

現在に至るまで、色々な苦労や困難があったと思います。継続のコツなどはありますか。

私が考える継続のコツは、「最終的にどうなりたいか」という具体的な目標を持つことです。
月収何万円という数字の目標であったり、サービスページの利用者事例に掲載されるという形に残る目標であったり、
フリーキャリアとして活動していく際、明確に定めておくことが重要だと思います。

もう1つは、仲間をつくること。フリーキャリアの活動は、基本的に1人で作業を行うことになります。
孤独な闘いになってしまいがちなので、セミナーに参加するなどして、
仲間と情報交換したり切磋琢磨したりすることが大事です。私も仲間が居たからこそ、続けることができました。

最後は無理をしないこと。しんどい時は思い切って休んだりして良いと思うんです。
そんな時でも、最初の具体的な目標があれば大丈夫です。自分のペースを乱さないことの方が重要だと思います。

自分で実践しながら、多くの人に、成功体験を増やしたい

フリーキャリアとして活動して良かったな、と思うことはありますか?

会社員を辞めフリーキャリアとして活動し始めて、とにかく自分で時間が自由に使えるようになったことが一番嬉しいですね。何もしない日があってもある程度の収入が入ってくるので、安心して自分のやりたい他の仕事にもチャレンジできます。

また、旅行も平日の安い時に行けるので倍楽しめるような気がします。
趣味のスポーツをする時間も増えて、平日の昼間に練習会に参加したりしています。
そんな日は夜遅くまで仕事したりと、時間を有効に使うことができ、毎日が充実しています。

今後は、どのような働き方を実践していきたいと考えますか?

今は講師として活動していますが、もう少しドロップシッピングでの毎月の収入をアップさせておきたいです。
自分で実践することによって、伝えられるものも増えると思っています。

同時に、定期的なセミナーやコンサルティングで自分の知識をみなさんにお伝えし、成功体験を増やしていきたいです。
基本的には、人と関われる仕事が好きですので。
そして残りの時間で大好きな旅行や、趣味のスポーツでもっと上を目指したいです!(笑)

取材・文/小野 彩子

「働き方を知る」TOPへ戻る

クラウドソーシングを起点に、活動の幅を広げるフリーな働き方

吉見 夏実さん

吉見 夏実さん(京都府)

2012年9月クラウドソーシングの「ランサーズ」に登録。その後ライターとしての仕事が好調に動き始めたことから、半年後にはフリーランスとして働くことを決意。
現在はライター業のかたわら、WEBライティング講師としてセミナーを開催するなど、積極的に活動し続ける吉見さんにお話をお伺いしました。

実績と経験が作れるクラウドソーシング

吉見さんが、クラウドソーシングを始めたきっかけを教えてください。

2012年に勤めていた会社の経営が傾き、給与が半分ほどに落ち込みました。それをきっかけに転職を考えたのですが、当時子供が小さかったこともあり外へ働きにでることが難しいため、家で出来る仕事を探していました。
その時に、クラウドソーシングのランサーズを知り、「そんなうまい話しがあるわけない」と半信半疑に思いながらも登録をしました。

クラウドソーシングのどのような点に魅力を感じましたか?

ライターとしての実績や経験がなくても働くチャンスをもらえて、実績と経験が作れるというのが最大の魅力だと感じました。それと営業をかけなくても仕事を選べることや、報酬の未収がないこと。トラブルを回避しやすいという点もメリットだと感じます。

いつからフリーランスとして働くことを決意されたのですか?

当初フリーランスは不安定、というイメージがあり本業にするつもりはありませんでした。ですが、登録してすぐに月3万円の収入を得られたことから、転職するまでの繋ぎになるかも、と思い当時勤めていた会社を辞めました。

その後も4か月連続で月収が20万円を超え、「今後2~3年は継続して依頼したい」という申し出や、毎月一定以上の依頼をくれるクライアントが複数いたことから、「意外と安定しているかも」と思うようになり、会社を辞めた半年後にフリーランスとして働くことを決意しました。

雇用されない働き方だからこそ、自分で自分を管理すること

現在は、どのような活動をされていますか?

主にWEBライターとして活動しています。マネー系や美容系の記事を中心に執筆しています。PCに向かっている時間は平均3~4時間程度です。あとは隙間時間での作業も多いですね。一方で、締め切り前や気分が乗っているときは12~14時間働くこともあります。
それと2016年からはWEBライティング講師としてオンラインサロンの主宰やセミナー講師といった仕事もしており、現在は会社員時代の4倍前後の収入があります。

ご自身で仕事をコントロールすることは大変だと思ますが、何か意識していることはありますか?

まずひとつは『クライアントに期待しすぎないこと』です。フリーランスだと毎月決まった金額がもらえるわけではありません。クライアントの都合で案件が終了してしまうこともあります。でも、そこで「連絡来ないけど待っておこう」と思っていると、そのまま仕事が依頼されず収入が減ることもあります。
私も一度だけ律義に待ち続けたせいで収入が減ってしまったことがあります。なので、それからは「○日までに依頼してください」と決め、連絡が来ない場合は他の仕事を探すことをするようにしています。

雇用されている働き方だと、会社が守ってくれる部分があると思いますが、フリーランスは自分で自分を守っていくことが大事だと感じています。

もうひとつは『PDCAを回すこと』です。わたしには、学生時代から当たり前の習慣だったのですが、講師業をしている中で、意外とできていない人が多いことを知りました。例えばスケジュールを立てたけどその通りにできない。「あぁ、できなかった~わたしはダメだ~」と、へこむだけで、振り返って改善していく、ということをしていない。
PDCAをちゃんと回せる人は上達も早く、稼げるようになるのも早いので、結果的に継続しやすいのかな、と思います。

夢ノートから400個の夢を実現

積極的に活動し続けるコツはありますか?

20歳ぐらいの頃から『夢ノート』というものを作っています。なんでもかんでもメモしたいタイプなのでメモ帳を持ち歩いているのですが、必ず1ページ目に目標や夢を書きます。新しいノートに移るときに前に書いたものを見返して、まだ叶っていないものは書き写し、ページにゆとりがあれば新しい夢を書き足します。

1年に2冊ぐらいのペースで使っていると思うので、今まで400個ぐらいは書いたんじゃないかと思います。叶った数は覚えていませんが、感覚的には7割ぐらいは叶っている印象です。残念ながらダイエットには効果が出ないようなのですが(笑)、仕事に関しては気持ち悪いぐらい叶います。
覚えているうちに叶うものもあれば、「そういえば昔書いていたあの夢、この前叶ったな!」と思い出すこともあります。テレビに出る、セミナーをやる、本を出す、月収○万円以上、といったことも、夢ノートに書いていました。

講師業も、夢のひとつだったのですか?

そうですね。「今後はWebライティングを教える側にもなってみたい」という話をいろんなところでしていたので、それをランサーズさんが覚えてくださっていたみたいで、ランサーズエリアパートナーの仕事で講師をやってみないか、と相談されたことが大きなきっかけでした。改めて夢を口にすることは大事だな、と思いました。
実際に講師として活動をしていく中で、生徒さんが回を重ねるごとに上達し、ライターとして活躍される方も誕生し、大きなやりがいを感じています。

今後は、どのような働き方を実践したいですか?

ライターという職種にとらわれることなく、面白そうなことに臆せず挑戦していきたいと考えています。そして、私と同じように地方在住だったり、ママだったり、自分にはたいしたことはできないと思っている人たちに、私自身の働き方を知ってもらうための活動を続けていきたいです。

取材・文/小野 彩子

「働き方を知る」TOPへ戻る

会社員とアフィリエイト運営のダブルワーク、実践10年で得られた“副業”の考え方

だいるさん

だいるさん(大阪府)

病院の薬局長として働きながら、自宅に帰ればアフィリエイトを利用したサイト運営を実践するだいるさん。ダブルワークという働き方を始めた経緯から会社員の副業容認問題について、幅広い内容のお話を伺いしました。
本業と副業という枠を超え活躍されている貴重な生の声をお届けします。

運営サイト:現役薬剤師が選ぶ天然ルテインサプリって?
      ヒゲ脱毛に使う麻酔の効果・痛み・副作用について

やればやるだけ自分に返ってくる。稼ぐ楽しさに目覚めた

だいるさんが、アフィリエイト始めたきっかけを教えてください。

元々副業に興味があり、2005年頃から株に挑戦していました。日経平均とか何だか大人っぽい!という程度の考えで取り組んでいましたね。(笑)当時は独り身だったこともあり、大きな損失を出してもまぁ良いかという考えで楽しんでいました。

その後2007年に結婚し子供が産まれたことをきっかけに、低リスクで始められる副業を探そうと思い、そこで出会ったのがドロップシッピングとアフィリエイトです。それが2009年頃でしょうか。
地道に継続し1年後くらいには月10万円を超え始め、利用していたもしもアフィリエイトの選手権でも入賞したりしました。この頃から、副業で稼ぐことの楽しさに一気に目覚め、今に至りますね。

現在はどのような活動をされていますか?

いまはアフィリエイトを利用したサイト運営をメインに行っています。本業が薬剤師ということもあり、医療や健康食品に関するサイト、それと趣味である“釣り”に関するサイトを中心に運営しています。
稼いでいる、稼いでいないを区別しなければ、合計100サイト程作成しています。この中で月1万円以上稼ぐサイトとなると10サイトくらいになり、月に平均50万円ほどの収入になっています。

すごい数ですね。作業の時間はどれくらいですか?

特にこれといった予定がなければ1日4~5時間程度、作業をしていますね。記事を自分で書く場合は、だいたい1~3記事を書いて、公開する。外注のライターさんに依頼する場合は日々5~10件の記事が納品されるので、その記事を公開する。といったような作業をしています。

土日で予定がなければ丸一日作業していることもあります。特に釣りのサイトであれば、1日15記事くらい書いても大丈夫です。(笑) サラリーマンと違って、やればやった分だけ自分に返ってくるので、できるだけ作業の時間を費やすように意識しています。とはいえ、家族の予定は最優先です。

副業で得た知識を本業に活かす。ダブルワークの良いところ

活動する中で、身に付けた知識やスキルなどはありますか?

一番大きいのは、サイト構築などの知識ですね。副業でサイト運営の知識を得たあと、職場のホームページ制作をしたり、知人のホームページ制作を依頼されるようになりました。格安にはなりますが、これもきっちりと収入源の1つになっています。副業で得た知識や経験、感覚が本業に活かせることが多いなぁ、と感じています。

会社で副業は認められているのですか?

厳密なところを言いますと、就業規則にはNGと明記されていますね。私が病院の薬局長という管理職の立場なので、お伝えしにくい部分でありますが…、暗黙の了解という感じでしょうか。
もちろん本業に支障が出たり、直接的な影響がでてしまう副業は禁じられています。私が活動しているサイト運営であれば本業に大きな影響が出ませんので、勝手に活動をしているというのが現状です。

素敵な職場ですね。だいるさんは、会社員の副業についてどのように考えていますか?

実際に私がダブルワークをしていくなかで、副業で得た知識を本業に活かすことができたり、収入源を増やす手段に繋がっていたりするので、本業に支障のない範囲であれば副業は容認しても良いのではないかと思います。
看護師さんであっても、副業として他の職場で働くことで、その職場の良い行動や良い取組みなどを得ることができ、それを自分の病院に取り入れられるチャンスとも言えます。
むしろ、そういった視点も評価される社会になると、本業も副業も視野が広がって良い効果を生むんじゃないかと思いますね。

遊び半分で副業に本気で取り組めたら最高

アフィリエイトを始められて10年。継続し続けるコツはあります?

良く言われていることだと思うのですが、『自分が好きなジャンルを選ぶ』というのは1つの手段だと思っています。お金を稼ぐことをしっかり考えると、好きじゃないジャンルの方が稼ぎやすいことも多いですが、やはり最初は、いかに「継続させるか」「自分が得意で書けることを書く」というのが良いと思います。
車が好きなら車を、料理が好きなら料理を、みたいな感じですね。
それが私の場合は本業の医療に関わることと、趣味の釣りでした。特に趣味の釣りに関しては、釣りに行くための準備、道具の選び方、釣り方、締め方、さばき方、食べ方などなど、釣りのことならいくらでも書けます(笑)

要は、楽しめるか楽しめないかだと思いますね。
スマホゲームで高得点を狙うような感覚で、遊び半分で副業に本気で取り組めたら最高なんだと思います。

その他、フリーキャリア活動を通して良かったことはありますか?

アフィリエイトをしていく中で、サラリーマン以外の友人や知人がたくさん増えて、1~2ケ月に一度、東京や大阪、名古屋などで集まったりもしています。サークル活動のようでめちゃくちゃ楽しいですね。

今後、どのような働き方を実践していきたいと考えていますか?

当面の間は、本業+副業のダブルワークを楽しみたいと思います。いずれは法人化も考えていますが、本業で役職についたので両方とも、いいとこ取りしていきたいと考えています。

取材・文/小野 彩子

「働き方を知る」TOPへ戻る